いちばん

 

ここで何を綴っているのだろう。

季節の花、季節の野菜、季節の果物、旬のもの。日々のこと。

ときに、母のこころの中。

 

母は考えた。

 

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長い長い手紙であります。

将来のわが子に向けた、読まれるか読まれないかわからない、

長い長い手紙であります。

 

花や野菜や果物、生き物を目にしたときに、

手紙を読み返したときに、

そうそう昔こういうことがあったよな。と思い出せるように

母は紙粘土作品とともに日々を綴っているのであります。

きっとそれが、今の母のいちばん!なのであります。