哀しみ

下校後、

一生懸命世話をしていた可愛いナマズの急な訃報に、

わが子は泣き崩れ、長い時間号泣しました。

お墓を作っては泣き、

手を合わせて、「今までありがとう。」と言っては泣き、

お風呂の時にも、寝る前にも、涙を浮かべ、

次の日の朝は泣きすぎのため、目が腫れ、声がかれていました。

大切なものを失うという哀しみを知ったわが子は、

大人の階段を一つのぼったと母は思うのです。

そんな優しいわが子、母は大好きだなぁ。

なまちゃん、ありがとう。